べっぴんさん 第37話、第38話、第39話、第40話、第41話、第42話のあらすじ感想とネタバレ

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第37話

すみれを訪ねてきた紀夫の両親の田中夫妻は、紀夫のことを諦めて欲しい、自分の未来を考えるようにと言います。すみれは不安と戦いながらも紀夫の戦死ということはあえて考えないようにしてきました。

しかし田中夫妻に言われたことで、現在の厳しい状況に改めて向き合うことになります。

すみれは、ゆりのところにいる父の五十八を訪ね、田中夫妻に言われたことを話すと、自分が紀夫の消息を調べるから待っているように言います。

気持ちの晴れないまま帰るすみれを栄輔が呼び止め元気付けます。二人で歩いていると商売人の売り物の中に傘を見つけます。それは栄輔の実家の傘工場で作っていた傘でした。

「こんなところで出会えるとは」と言いながら、すみれに強く願っていたら願いは叶うと、紀夫を待つすみれを励ますのでした。

店に戻ると、君枝と良子が子供が復員してきた父親に懐かないとお互いの悩みを話し合っています。すみれから見ると、そんな悩みも羨ましく贅沢に思えます。

明美は外で涙しているすみれにハンカチを渡します。田中夫妻に言われたことを聞いた明美は「そんなことか」と紀夫は死んだと分かったわけではない「淡々としとき」と言います。ぶっきらぼうな中ですみれを励ましています。

店から帰る途中の神戸の町が見える高台で、涙を浮かべながらすみれは眠るさくらに会いたねと語りかけるのでした。

第38話

ある日の朝、麻田が話があるといいます。その内容は麻田靴店の近くに空き店舗が出たということで広い場所の店舗への移転の提案でした。早速、空き店舗を見に行くと、これまでよりかなり広いスペースがあり、様々な商品を置けそうです。

すみれたちが大きくなってきた娘や息子たちの服の話をしているのを聞いた明美は子供服も作ってはどうかと言います。新しい店舗は広いので置けるスペースは十分にあり、久しぶりにすみれも笑顔になります。

大阪のバラックにて、潔が商売がうまくいかず弱気になっていたところに、五十八と忠一郎が帰ってきました。復員省にも行きましたが紀夫の安否はわかりませんでした。ゆりは、亡くなった母のはなが近江で働いていたことを五十八に尋ねます。

五十八が事業を立ち上げた頃で、はなにも無理をさせてしまったと言い、はなは優しく、そして強いひとがった、つらいこと、悲しいことを知る人間が強く、優しくなれるとはなに教えてもらったと話します。

ゆりは優しかった、そして病弱の母しか知らなかったので、その話は新鮮だったようです。

そしてはなにあって、現在の自分に足りないものを思い当たったかもしれません。

弱気なっている潔と、何かに気付きつつあるゆり。何か展開がありそうです。

新店舗となる店の下見に昭一と勝二もやってきました。君枝と良子が新店舗に移るのに夫たちの承諾が欲しいということです。昭一も勝二も賛成します。それぞれ子供を抱き上げ2組の夫妻は店を後にします。

それをすみれの娘のさくらはじっと見送り、動こうとしません。そんなさくらを見て困るすみれでしたが、その時、すっとさくらを抱き上げたのは栄輔でした。笑顔になるさくらを見て、すみれも笑顔になります。

第39話

すみれは店の移転を五十八に報告しに行きます。そこでベビー用品だけでなく子供服も売りたいというすみれに五十八は感心します。すみれはおしゃれな服を作るための生地を頼んで帰りました。

帰っていくすみれを栄輔が駅まで送ります。栄輔は綺麗な生地というと進駐軍かな、でも日本人には買えないという話です。

店に戻ったすみれたちも生地の話をします。すると君枝がテーブルクロスを注文したランディ夫人に生地の買い付けを頼むことを思いつきます。そしてランディ夫人の助けで生地を手に入れることができました

大阪の闇市で、元締めの根本が集会を開きます。忙しいところすまないと、いきなりの根本の低姿勢に闇市の人々は驚きます。さらに闇市の人々を驚かせたのは、根本が今後は場所代は取らない。その分、品物の値段を安くして欲しいと。女性も安心して買い物に来れる場所にしようと言います。これには子分の玉井たちも驚きます。そしてそんな話は聞いていないと食ってかかります。

そんな玉井に対し、ゆりも後ろから玉井の前に進み出て意見を言い、後ろでゆりを見ていた潔もゆりの行動を思案顔で見ています。

ゆりの変化に潔はこれからどんな対応をするでしょうか。

玉井はこれで終わりではないと吐き捨て根本に賛同できない他の子分たちと去って行きました。この市場に玉井による騒動が今後あるのかもしれません。

根本は場所代をとって言いましたが、五十八に未来を説かれ、すっぱりとその既得権益を捨て去りました。そして市場のための自警団の結成も提案しています。これを五十八は後ろの方で笑顔で見ています。五十八の気持ちが伝わったようです。

その夜、栄輔がさくらにおもちゃを届けにきました。栄輔にとても懐いています。遅い時間だからと帰ろうとする栄輔の膝をさくらはどうしても離れません。喜代は自分もいることだしと、栄輔に今晩は泊まっていってもらないかと。すみれは栄輔が迷惑するとためらいますが、栄輔は喜代の頼みを快諾するのでした。

第40話

すみれの家に泊まっていくことになった栄輔は、自分の家族のことを話します。両親は傘工場を営んでいて、貧しいが幸せだったと。そしてすみれも洋裁を母に習ったことを話します。じっくり話し合ったのはこの時が最初ですね。

その時、さくらが起きてきて栄輔をお父さんと呼びます。すみれは慌てますが、栄輔は「ええなぁ」と家族の幸せを実感しました。

翌朝、すみれとさくらは栄輔を見送ります。さくらの手を両側から繋ぐその後ろ姿は本当の親子のようです。栄輔は桜の花が咲いたら3人で見ようと言います。果たして3人で見れるでしょうか?

その後、すみれが店に行くと商店街の人々が喪服を着ています。時計屋の時子の夫の戦死広報が届いたとういうのです。時子の悲しむ姿を見ながら、すみれは紀夫の消息について、また不安になるのでした。

一方、大阪の闇市にて潔が栄輔に好きになってはいけないと言い、坂東家の当主は紀夫である事を忘れるなと釘を刺します。
栄輔はそれに対し、潔は番頭の息子ということで、五十八や妻であるゆりに遠慮しているのではないかと反論し、自分は違うと言います。

これは潔にとっても痛いところを突かれたというところでしょう。この意識があるので、ゆりに対し遠慮しているようです。ゆりは再三、同志ということを口にして対等に扱って欲しいと言っています。栄輔も気になりますが、潔の今後のゆりに対する態度が変わるか注目ですね。

第41話

すみれの夫、紀夫の消息は依然わからないままです。五十八はすみれに紀夫のことを諦める必要について話します。店の仲間が心配する中、すみれはその日は店に戻りませんでした。

翌朝、明美が訪ねてきて、すみれに紀夫の生死は自分で決めたらいい、そしたら楽なのではないかと言いますが、すみれには決められません。まだ諦めることが出来ないのです。

一方、大阪では潔がゆりに今後のことについて話をします。近江の麻糸を使って布を作りたいので、それを手に入れる仕事をゆりにして欲しいというものでした。ゆりは潔がやっと自分の考えを話し、頼ってくれたことに感激し涙します。ゆりもそう出来たら良いと考えていたのです。

落ち込むすみれを栄輔が励まし、意を決して想いを伝えようとした時、すみれに郵便が届きました。それはなんと紀夫のからの便りでした。さくらの咲く頃に帰るとのことです。

第42話

紀夫のからの便りの知らせを聞いて、五十八やゆり達がすみれを祝福してくれます。栄輔は複雑そうですが、それでも祝福します。

そして君枝、良子、明美そして麻田も自分のことのように喜びました。

五十八、ゆり、潔、忠一郎は、近江の坂東本家を訪れます。そこで五十八は兄の長太郎に、麻糸を用意するゆりの助力を頼むため頭をさげます。五十八たちの母のトク子と長太郎はその願いを受け入れることになりました。

一方、すみれたちはお店に新しく名前をつけることにしました。それはすみれが考えた「キアリス」、君枝、明美、良子、すみれの名前から1文字ずつとった名前です。そしてお店のマークには、君枝のアイデアでこれまでのクローバーにリスを加えることになりました。

桜が満開の季節を迎えました。栄輔はすみれとさくらと共に3人で見ようといった桜のことを思い出しながら、闇市で桜を見ています。同じ頃、すみれとさくらが家の近くの桜を見ていた時、軍服のオトコが歩いてきます。それはようやく戻ってきた紀夫でした。紀夫はさくらとすみれの手を取り、本当に嬉しそうです。すみれも涙します。すみれにも明るい未来が訪れたようです。

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